運命を変える力 [運気を上げるスピリチュアル思考]
ひとつには、占い師的見方として、運命は決まっているという考え方です。
もうひとつには、クリエイター（創造的）的な見方として、運命は変えていけるという考え方です。
私はスピリチュアルな世界を理解していくにしたがって、後者的な考え方が強くなっていきました。確かに予言や占いはある程度当たるものだと私も思います。ただ、魂には無限の可能性があるといわれる所以は、その予定説を覆していくほどのクリエイティブパワーが備わっているからです。そういう意味では創造主の力の一部をいただいているからともいえるのです。
運命は決まっているという考え方は、何となくネガティブな発想ですが、運命は変えていけるという考え方は、とてもクリエイティブでポジティブな発想だと思うのです。
実際に未来視ができてくるようになると、個人でも世の中でも、いくつかのシナリオが見えてきます。そのいくつかの未来のシナリオを決めるポイントは想念です。想念エネルギーです。
個人であれば、今現在どんな想念を発しているかが、いくつかある未来のシナリオを選択していくことになるのです。そして、選択された未来の先にまたいくつかの未来が見えてくるという繰り返しであると私は見ています。
それ以外にも、同じ居を構える家族なら家族のひとりひとりの想念の集合想念が、その家の磁場や未来を創っていきますし、日本なら日本で国民全体の想念が集まって、ひとつの国の行く末を決めていっているように見えます。
このように未来をつくる力とは、心に思いし想念の力によるところが多いということなのです。
確かに生まれてきた環境や親や姿かたちなどは、変えることはできないものでしょう。しかし、与えられた環境の中でどんな未来を創っていくかはその人の自由であるといえます。
あの世においては、心に思いしことが、そのまま環境に現れてくるのでわかりやすいですが、この世において未来を変えていくには、労力と時間がかかります。実はこの部分こそがこの世での魂修行の意味でもあります。
わたしたち魂は、この世に生まれて来るときに、予め人生計画を持って生まれて来るといわれています。しかし、この人生計画は、その後の努力と精進で上方修正していくことができます。逆も然りです。ですから、明るい未来のビジョンを思い描き、より良き人生を選び取っていくように心掛けていきましょう！
気力倍増体力倍増 [運気を上げるスピリチュアル思考]
そして、今週も連日満席のご予約、本当にありがとうございます。感謝感謝の毎日です。
さて、いよいよ真夏本番、気力倍増体力倍増で頑張っていきましょう！気力倍増体力倍増の鍵は、ビッグ・ホワイ（大きな使命感）です。
このビッグ・ホワイという言葉は、世界一のコーチといわれているアンソニーロビンズがよく使っていますが、前々からスピリチュアルな成功法則として基本の法則です。このアンソニーロビンズ氏はかなりスピリチュアルな法則を勉強しているようです。その法則をこの世的な成功法則に置き換えるとこのビッグ・ホワイになるのです。
魂がこの世に生まれて来る理由は、人生の使命と目的を達成するためともいえます。使命とは何が何でもやらなければいけないことです。目的は使命を達成するための方法論です。
ですから、気力倍増体力倍増をしていくためには、何のために頑張るのか、どうしてそうしたいのか、といった動機を明確にしていくことです。
私がこういう生業をしている動機は単純明快で、スピリチュアルな思考を普及していくことで、争いのない平和な世の中、この世を天国的な世界にしていきたいからです。
そのために気力倍増体力倍増して元気に張り切って、この夏も乗り切っていきたいと思います。皆さんも気力倍増体力倍増！頑張りましょう！
夢は必ず実現する！ [運気を上げるスピリチュアル思考]
私は普段、自分は占い師ではないと断言しています。あなたの未来はこうなるでしょう、ではなく、あなたの未来をこうしていきましょう、というような、その人が願う善き未来を訪れさせたいと強く思っているのです。
ですから、思うような未来が訪れました、というようなご報告が聞けるのは、本当に私にとっても幸せな瞬間であるのです。
私のモットーといいましょうか、キャッチフレーズは「奇跡を起こす！スピリチュアル・コーチ」であります。そう決めています。まず、その方の心の内に奇跡を起こしていきながら、この世的にも奇跡を引き寄せることができるスピリチュアル・コーチを目指しています。
今日のタイトルである「夢は必ず実現する！」その後に「奇跡を起こす！スピリチュアル・コーチ」となるわけです。私と出会った人たちを何とか幸せにしたい、そう強く願っています。それは、単に結婚できたとか恋人ができたというようなこの世的な結果ではなく、心の内に大きなイノベーションが起き、そのエネルギーがこの世的に具現化して、大いなる夢や希望が実現していくというようなプロセスをこそ大事に考えています。
それはなぜか、そのプロセスこそ魂の学びであり、心の糧となっていくからです。そして、その学びや糧こそがあの世に持って帰れる唯一のものだからです。この世に現れた結果は、お金であれ恋人であれ車であれ家であれ、あの世には持って帰れませんが、そこに至る過程において培った智慧や経験は永遠に魂に刻まれていきます。
そして、その積み重ねた結果が、皆さん一人ひとりの魂存在としての個性となっているのです。人生を長期戦だと心得れば、必ず夢は実現していきます。しかし、その夢の実現や人生の成功を加速させていくこともまた大事な観点です。
そのために、単なるスピリチュアルカウンセリングからスピリチュアルコーチングへと自分自身も霊的スキルをアップさせて進化していこうとしています。スピリチュアルカウンセリングはもとより、スピリチュアルコーチングやスピリチュアルセミナーを通じて、多くの方の夢や希望の実現に役立っていきたいと考えています。
何はともあれ、嬉しい知らせがどんどん出てきますように、今後も頑張っていきたいと思います。
天国的な言葉 [運気を上げるスピリチュアル思考]
幸せな人生をおくっていくためには、言葉の調律が非常に大切です。普段発している言葉がその人の人格をつくっていくともよく言われます。
極端な例をとれば、日本の皇室の方たちは人前だけではなく、普段もきれいで整った言葉を使っているでしょう。ですから、結果として誰もが認める上品なオーラが出てくるわけです。
この言葉の使い方というのは、育った環境が大きく影響してくるものです。だからといって、自分の家が汚い言葉を使う家だったとかいうことは言い訳にはなりません。なぜなら、その生まれて来た環境ですら、自らが選んで生まれて来ているからです。
ですから、この言葉の使い方においては後天的に修正していくしか方法はありません。なるだけ、早いうちに子供の頃から言葉の調律をしていくべきです。そのためには親がまず言葉を正さなくてはいけません。
前にも書きましたように段々歳を取ると「有」の状態に魂が固まってきて修正がなかなか出来なくなってきます。なので、余程よくよく注意して取り掛からないと言葉の調律は出来ないものなのです。
専門的には正語の反省といいますが、日々の中で今日一日正しく言葉を使えたかを振り返ってみるのです。少なくとも地獄的な言葉を発さなかったかどうか、あるいは思ったことをすぐ口に出さなかったかどうか、我を忘れてカーッと怒ってしまわなかったかといったように、まずマイナスの部分を絶っていくことです。
そして、なるだけ天国的な言葉を積極的に口に出していくことです。何が地獄的で何が天国的かは魂的な本能でわかるはずです。なぜなら、魂には本来天国的な属性しかないですから、地獄的な言葉を発すると魂の中核である心が痛むようにできているからです。
それすら分からない心の状態になっている人は要注意です。相当日々悪想念に魂、心が浸かっているということですから・・・。
この言葉の調律が９割がた出来てくると、あの世の天国に帰ることができるといわれています。いいですか、９割です。大変ですよね。なぜなら、あの世の世界は波長の世界です。９割方最低限の整った波長を出せていない限り、天国霊とは調和できないのです。
なんか脅し文句になってしまっていますが、間違いなく事実ですから、信じて言葉を整えていきましょう。私もまだまだですから・・・。
ここまでのことが理解できてきますと、道徳的になぜ正しい言葉を使わなければいけないのかが分かってきます。それは、間違った言葉は相手や他人を害したり傷つけたりするばかりではなく、実は自分の魂を病ましてしまったり害してしまうからなのです。結果、そこで天国地獄が別れてきてしまうのです。要は自らの霊性を保つために必要最低限のことなのです。
ポイントは理性です。感情のコントロールをしていくことです。喜怒哀楽の怒と哀の部分をコントロールすることです。喜びや楽しみは大きければ大きいほどいいでしょうが、怒りや哀しみは程々と心得ることです。
それと、相手の顔を見ながら話をしてくことです。言葉を発した後でも相手の顔を見続けることができるような話をしていくことです。やなことを言いながら相手の顔を見続けることはできないでしょ。そうすると相手の表情次第ですぐに修正ができます。
そんな感じでがんばって天国的な言葉をみんなで出し合っていきましょう。そうしたらこの世は天国になります。
天分を知ること [運気を上げるスピリチュアル思考]
再三、魂には無限の可能性がある、と申し上げておいてなんですが、今日は逆に分を知るというお話です。
誰もが磨けば光る魂であることは間違いありませんが、人にはやはり運命があると私は考えてもいます。
その運命とは決して決まった道ではなく、変えていけるものではあります。その変えていくための考え方の秘訣が、天分を知るということであるわけです。
磨けば光る魂という意味では、可能性においてはみんな平等であるということが言えますが、その発展段階においては魂には様々な癖ともいえる傾向性があるものです。
その魂の傾向性を見つけることが、実は天分を知ることであり、運命を変えていく鍵でもあるのです。
自らの癖や傾向性を冷静に見つめられる人は、人生においてポカや派手な失敗をしません。逆に無謀な自信や見栄や欲望が強い人は、人生に大きな穴をあけやすいといえるでしょう。
前世や過去世は誰にもわかるものではないにしても、そうした魂の歩みがあるのであれば、過去に自分はどんな傾向性で失敗してきたかが、今世の性格や考えの癖からある程度掴み取れるものだと思います。
そうした上で、自分の天分や限界を知り、いち早く修正していくような人生の研究をしていくことが、運命を切り拓いていくコツだと思うのです。
そういう意味では魂の発展は無限界だといえます。今世抱えてきた宿題ともいえるカルマをひとつひとつクリアしていきながら、無限に進歩成長していくのが魂のあるべき姿だと考えます。そのために、まず自らの天分を知り、いつも謙虚に虚心坦懐に歩んでいきましょう。
引き寄せの法則 [運気を上げるスピリチュアル思考]
最近、引き寄せブームですね。本屋さんには、引き寄せ系の本がズラリと並んでいて、これこそ元祖みたいな歌い文句が書いてありますが、どれも真新しい感はないといった感じでしょうか。
何千年も前から言われていたことの焼き直しカバーをして、優しい言葉で色々な言い回しをしてあるようです。
思いは実現するとは、成功哲学の基本ですし、先のブログでも書きましたように、心に描いていることが未来を創っていくというのが、スピリチュアルの基本的考え方であります。
未来は明るいと信じれる人は明るい未来が訪れ、未来を暗いと思っている人には、暗い未来が訪れます。
心は磁石のように未来の事象を引き寄せるのです。
波長の法則でも、類は友を呼ぶ現象も、縁起の理法にしても、要は心から発する想念が物理的力となって現れてくることを教えてくれているのです。
あの世の実在界における法則性をこの世の現象界に応用しているわけですが、この法則をねじ曲げないためのポイントは、素直な心、謙虚な姿勢、そして自助努力の精神です。
それと思い（念）の方向性を誤らないことです。なぜなら、引き寄せの法則とは、思いの方向性次第では、善も悪も引き寄せてしまうからです。
自らが発する想念の純粋さに気を付けて明るい未来を引き寄せていきましょう。
年の初めの誓願 [運気を上げるスピリチュアル思考]
新年三が日というといつも頭に過（よ）ぎることがあります。それは、今年はどんな年にしようかな、どんな誓願を立てようかなということです。
誓願というのは、もともと仏教用語でして、四弘誓願（しぐぜいがん）という総願と個人的な目標として別願というものがあります。
四弘誓願とは、
○衆生無辺誓願度 難しく言いますと、衆生（すべての生きとし生ける者）は、無辺（数限りない）なれども、すべての人たちを救っていきたい（度する）。という大いなる愛の思いということです。
○煩悩無尽誓願断 煩悩や執着は尽きることがないけれども、断じていこう。という反省の思いとなりましょう。
○法門無量誓願学（知） 釈迦の教えには八万四千（はちましせん）の法門があります。これは例えですけれども、要は学びつくせない程の教えが釈迦の教えにはあり、法門（学び）は無量（数限りない）けれども、学び尽くそうという思いです。
○仏道無上誓願成 仏道とは悟りの道ですが、人が菩薩や如来、仏となっていくのは、高嶺の花で手が届かないかもしれないけれども、頑張って修行して悟りを高めていこう。という無上なる魂としての発展の道への決意みたいなものです。
これを本願といいますが、ここに私はいつもスピリチュアルの原点があると思っているのです。
個々の魂存在というのは、様々な魂がいるけれども、大いなる愛の思いでこれを愛し許していこうという魂修行。
この世に生まれると、色々な面白いことや誘惑などがあって、煩悩や執着に悩まされるわけですが、魂にとって一番大切なことは、物やお金や見栄や名声ではなく、この世は魂を磨くための仮の世界だということに気が付き、絶えることの無い煩悩や執着心と闘うことが魂修行でもあります。
この世に生まれて、様々な学びをしていく内に、あまりに学ぶことが多すぎて、嫌になるかもしれないけれども、今世の内になるだけ多くのものを得てあの世に持って帰ろう、という思いで、今世の宿題（カルマ）は今世の内に刈り取って、来世にあまり持ち越さないようにすることも大事な魂修行。
達観し、悟って生きるというのは、この世的には大変難しいことです。目に見えない世界を信じて生きるということは、一見ばかばかしくも見えるでしょう。しかし、人は何度も生まれ変わって、いろんな経験を魂に刻みながら、限りない発展向上の道を歩いています。様々な分野や方面から山登りしていても、みんなが目指すところはだいたい共通しているものです。そんな、魂のステージアップが、実はこの世に生まれてくる大きな目的であるのです。
これが総願です。そして、これと並行して立てる誓いが別願です。これは個人目標です。今年は、本１００冊読破しようとか、こういう資格を取るとか、試験に合格するとか、個別具体目標です。
新年に私は立てる個別目標を作る時のコツは、別願が成就した時、どのように総願に通じていくのか、という観点です。結局、衆生無辺誓願度という世界の人々が心平和に生きていけますように、という利他の思いを達成するために、断があり、学があり、成があるわけです。この三つは利自の部分なのです。そして、この自分を利していくことの具体的な達成目標が別願になるのです。
こういう願いのプロセスを知っていますと、大いなる他力の助けをかりやすくなります。思いのベクトルが正しい方向に向いていないと、願いは成就してきません。守護霊も天使もあらぬ方向には手助けしてくれませんから。
新年そうそうこ難しい話をしてしまいました。まだ、今年の誓願を立てていない方は是非参考にしていただければ幸いです。
★*ﾟ*☆*ﾟ*★*ﾟ*☆*ﾟ*★鑑定スケジュール★*ﾟ*☆*ﾟ*★*ﾟ*☆*ﾟ*★
*月曜日・金曜日・・・高円寺パル商店街内(11:00～21:00)瞑想レクチャー会場
*火・木曜日・・・有楽町交通会館２F(11:00～21:00)
*水曜日・・・飯田橋ラムラ１Ｆ(11:00～21:00)
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スピリチュアル・コーチング [運気を上げるスピリチュアル思考]
クリスマスも終わり、いよいよ年も暮れようとしています。歳をとりますと一年経つのが早く感じてきます。今年の鑑定も残すところあと２日となりました。残りわずかですががんばっていこうと思います。
さて、今日面白いことがありまして、私が昨日妻と来年は前々から暖めていた構想「スピリチュアル・コーチング」という新たな概念をつくって展開していこうと思う、と来年の抱負を話していました。すると今日のお客様のお一人が、ワープロで打ち出してあったメモ紙に何と、「スピリチュアル・コーチング」という文字があったのです。
えっ、もうやっている人がいるのかなと思い聞いてみますと、その方もたまたま偶然昨日思いついてなにげに書いたのだそうです。へーシンクロだねと話しが盛り上がりました。
多分私の考えている「スピリチュアル・コーチング」は、本邦初かなと秘かに思っています。「スピリチュアル・カウンセリング」から「スピリチュアル・コーチング」へというのが私の来年のスローガンと思っています。
鑑定していて日々思うことなのですが、ヒーリングやカウンセリングは一時の癒しとはなりますが、マイナスがとんとんにはなっても、またモチベーションが下がり癒しが必要となってしまうことの繰り返しを何とかできたらと考えていました。
そこで、実生活に即したかたちで、より具体的に霊的な人生観に基づいた幸せ感をつかむためにこの「スピリチュアル・コーチング」の発想がインスピレーションで降りてきました。
もうイメージはつかんでいますので、来春ぐらいには具体化していきたいと考えています。テーマは「魂存在としての霊性のスキルアップ」です。そのことが、実際の仕事や家庭や人間関係などの向上に直結するかたちでコーチングしていければと考えています。
また、追々ブログでお知らせしていこうと思います。そのために、日々研鑽精進中であります。
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*火・木曜日・・・有楽町交通会館２F(11:00～21:00)
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スピリチュアルな魂となるために [運気を上げるスピリチュアル思考]
何事においても何かを実践して続けていくということは、ひとつの力となっていきます。私自身、スピリチュアルな魂となるためにしている努力というものはささやかなることかもしれませんが、ただひとつ祈りを欠かさないようにするということを大事にしています。
祈りといっても、神様助けてください、といったようなお助けの祈りではなく、自らの魂が日々向上し、世の中の役に立てますように、といった自己完成への祈りです。古臭い言葉で言うならば、より悟っていけますように、ということでもあります。
どうしてもスピリチュアルな向上を目指そうとしていく時には、こうした祈る行為というのは必須になってきます。その祈りの言葉はその人その人の信条によって異なるかもしれませんが、外してはいけない内容というものがあります。
その外してはいけない内容を的確に捉えている祈りに聖フランチェスコの祈りの言葉があります。もう８００年ぐらい前の方ではありますが、今でも色あせていませんので少し引用させていただきます。
主よ、私をあなたの平和の使いとしてください。
私が、憎しみあるところには、愛を、
争いあるところには、許しを
疑いあるところには、信仰を
絶望あるところには、希望を
闇あるところには、光を
そして、悲しみあるところには、喜びを
もたらすことができますように。
ああ、神聖なる主よ
私が慰められるよりも、むしろ慰めることを
理解されるよりも、むしろ理解することを
愛されることよりも、愛することを
求めることができますようにお導きください。
というのは、私たちは
与えることによってこそ自ら与えられ
許すことによってこそ自ら許されるからです。
そして、死すことにおいてこそ
私たちは、永遠の光のなかに生まれるのです。
こうしたシンプルな祈りですが、この内容を読むだけで霊的に悟るために大事な観の転換ができます。
というのは、祈りとは何かを求めるために行うのではなく、この世において最高の自己を差し出すことに他ならないことに気付かされるからです。
よりスピリチュアルな魂となっていくためのポイントは、毎日自分の心にこうした思いを染み込ませていくことによって、クリアな波動を身に付けること。
ふたつめに、こうした愛の思いでもって言葉を発しているか、軽はずみに言葉に出す前に自問自答してみること。（要は言葉の反省）
三番目に、日々入ってくるニュースや情報などに対して目には目を的発想ではなく、理解と許しの愛の心でもって接しているかということ。
そして、最後に自分の心を深く見つめ、過去におけるわだかまりを捨て去ることです。
そうすることを欠かさずに努力していますと、嫌がおうなしにその人の発するオーラや波動というものは変わってくるものです。何事も継続は力なりで、スピリチュアルな意味においての真なる修行とは、先のような思いを持ち続けれるかどうかということになります。
こうして毎日毎日の中で悟ることの楽しみを覚えていきますと、本を読んでも、映画を観ても、音楽を聞いても、あるいは嫌なことも悲しみも、人生すべてが学びであり悟りのよすがだと思えるようになり、無理に刺激的な人生を求めなくても充分に楽しめるようになってきます。
「死すことにおいてこそ、永遠の光のなかに生まれる」というのは、この世における死とはあの世における誕生です。永遠の生命の世界であるあの世の世界に戻っていくその時まで、平和の使いとしての一兵卒としてがんばっていきたいと真面目に私は思っているのです。
幸せのちから [運気を上げるスピリチュアル思考]
少し前に映画「幸せのちから」を観ました。子供がいてなかなか映画館には行けませんので、もっぱら私たちは家でのＤＶＤ鑑賞となりますが・・・
以前から早く観たい映画のひとつでしたので、心待ちに妻と観ました。ストーリーとしては、一度無一文でホームレス状態にまでなってしまった中年男のセールスマンが、証券会社の養成コースから奇跡的に正社員になってその後実業家として大成功していくという、正に絵に描いたアメリカンドリームな物語であります。
この映画はクリス・ガードナーという方の実話を元に描かれています。それをウィル･スミスが見事に演じているわけです。
この中でいくつか重要なスピリチュアルな法則があったので、自分なりに紹介してみます。
まず、祝福の心です。映画ではフェラーリに乗った証券マンが颯爽と車を会社に横付けして行くシーンで、普通はそういうシーンを目の当たりにしたらどう思うか？というところで彼は無謀にもその男に駆け寄り、「どうやったら、そういうふうになれるんだい？」と無邪気に質問していました。その頃は売れないセールスマンでスーツもヨレヨレで無精ひげ的な風貌にも関わらず、めかしこんだリッチな証券マンにためらい無く話せるところと嫉妬せずに、自分もそうなりたいと思ったことが、実はスピリチュアルな法則で大事なところです。
その素直さと見習いたいという謙虚さが成功のポイントなのです。
他にも、彼は幼少の頃両親が離婚しています。そして、母親に育てられながらホームレスも経験しています。そんな中で母親はまだ小さかった彼に「お前ならいつだって１００万ドル稼げるんだ」と言っていたといいます。
その後、彼もやはり離婚を自らもしていくき、それでも子供を手放さず、一旦は親と同じようにホームレスにまでなってしまうのです。しかし、根性で夢を諦めずに一縷の望みをかけて証券会社の養成プログラムに挑戦するのです。その時の頑張りと努力そして、他人や環境のせいにしない精神は素晴らしかったと思います。
この部分でもスピリチュアルな法則が働いています。
往々にして魂は親と同じようなカルマ（人生の課題）を背負います。離婚なら離婚のカルマ、貧乏なら貧乏のカルマ、といったように親と同じようなシチュエーションの中におかれるものです。そこをどう切り抜けていくかが重要なのです。親から学んだこと、あるいは反面教師的に得た教訓など、必ずヒントはあるものです。
その時に大事なことは、親とか環境のせいにしない心です。自助努力の精神です。あるいは自己責任という考え方です。生まれて来る親や環境は自らが決めてくるという大前提を受け入れることです。
人生において大なり小なりどんな方でもカルマを抱えてくるものです。その人生の課題こそが今世自分が学ばなければいけないところなのです。どんな魂にも飛躍のチャンスは平等にあります。ただし、自らのカルマを乗り越えなければいけないものなのです。そうした時に、無限界の可能性が拓いてくるのです。
成功に至るスピリチュアルな法則で大事なことは、夢を思い続けること。嫉妬しない素直な心と謙虚に学ぶ姿勢。最後は他人や環境のせいにしない自助努力の精神です。
このクリス・ガードナーという方、慈善事業にも精を出しているそうです。今日の最後に成功し続けるためには、還元していく愛の気持ちも大事ということも付しておきます。
