教育の大切さ [隆光的スピリチュアルな人生観]
私は普段から、世の中から飢えや貧困をなくしていく早道は教育だと考えています。
確かに対処療法的に食料や薬を送るのも大事かと思いますが、肉体救済の前提としてまず魂の救済だと思うからです。
どんな貧しい方でも教育によって人は生まれ変わることができると私は信じています。
この世に生まれてくることそのものも、ある意味での魂の教育学習ということなのです。生まれた環境から何を学び何を魂の糧として得るかが、この世へ生まれて来ることのひとつの意味であります。
しかしながら、政治的あるいは体制的この世的な事情で、せっかく生まれてきても充分な学びができない人たちもたくさんいることも事実です。チャンスにおいて平等な社会を未だつくれていないもどかしさがやはりあります。
植林のように人を教育して育てていくことは時間がかかることではありますが、いつまでも対処療法ばかりに頼らず、自らが自立していくためにも学校教育の充実は大切なことだと思います。
確かに費用対効果みたいなことを考えたら採算はとれないことでしょう。しかし、目に見えない効果は絶大にあると思います。知っている方でもインドに個人で学校を作って頑張っている方もいますし、今回ご紹介しますような取り組みもあるみたいなので、今後そんな志で頑張る方が、先進国で増えていけば富の循環がおきてきて、きっとチャンスにおいて平等な社会がつくれるものと思います。
古き善き、武士道精神や騎士道精神でもって考えて、富める者が弱者に施し（恵んであげるのではないです）自助努力を促す気持ちを持ちたいものです。正しいスピリチュアルな霊界観や人生観を持った、良き教育を根付かせていけば、必ず世界レベルや国レベルの格差問題も解決していくのではないかと信じます。
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幸福になる技術 [隆光的スピリチュアルな人生観]
その内、スピリチュアルセミナーでも特別セミナー催して後半でスイーツパーティーでもやろうかと目論んでいますので、乞うご期待！
今日は幸せになる技術について書いてみます。
どんな技術かといえば、それは簡単で今現在只今、足るを知ってしまうことです。
そうしますと、一瞬で幸せになります。
足るを知るとは、与えられた環境に感謝するということです。
それでも私は幸せ者だと宣言してしまうことです。
今現在何とか生きていられる方は、それでも私は幸せだなと自分に言い聞かせることです。
今現在において、とても生きていられないという特別な状況にある方は、見栄やプライドや欲やこだわりを捨て去ることです。一旦裸になってリセットすることです。
それでも、今現在どうすることもできないような苦しい状況におかれてしまっている人は、それを魂の糧だと思って、有り難い経験だと思って、そうした神からの試練に感謝することです。
このように、自分の心をコントロールすることで現在只今において、幸せを感じることは可能なものです。それが、足ることを知る心です。与えられた環境は偶然できたものではなく、自らが引き起こしたあるいは呼び込んだものだと悟ることです。それを自己責任の法則といいます。
この世におけるほとんどのものは、因果律からくる自己責任なのです。
だからまず、環境を嘆くのではなく、環境を受け入れることです。そうしてまず心の状態を幸せな状態にすることです。これが幸福になる技術の第一歩です。
それができたら、次には心が自由になることに気が付くはずです。
まず、今現在幸せだと感じれたら、心が自由になります。
心が自由になると、心に余裕ができます。心に余裕ができると、今まで他人に対して、あるいは環境に対して、嫉妬や憤りや不平不満を抱えていたものが、今度は他人を応援したり、祝福したりできるようになります。不思議だけれど心が自由になるとそうなれます。
すると、環境に感謝できて、他人様を応援したり祝福できたりしていると、今度は心が豊かになってきます。それはなぜか・・・それは法則だからです。スピリチュアルな法則だからです。
まず、足るを知って幸せになってしまうと、心が自由に開放されますので、あらゆることを自由にクリエイティブに考えれるようになっていきます。その結果、豊かさマインドを取り戻して、他人のことを思いやれる自分になっていきます。
すると、心の磁石はその波長に応じた環境を引き寄せますので、豊かさマインドを取り戻せば、自ずと環境も豊かになっていくのです。
実は、幸せになることにはひとつのコツといいますか、技術があるわけなんです。こうして書くことは簡単ですし、多分それを理解するのも簡単なことだと思います。
では、実際今書いたようにできる人とできない人との差はどこにあるのでしょう。
それは、「かくあるべし」と考えられる人と「かくあり」と考えてしまう人との差になります。
目には見えない世界の法則を、信じられるかどうかです。
「かくあるべし」と夢や理想を描き、自分の真なる可能性を信じることができるか。
それとも「かくあり」で、そうはいっても現実はこんなものだとリアリスト現実主義者になってしまうかです。
実はあの世のスピリチュアルワールドは「かくあるべし」の世界です。そして、この世は「かくあり」と思ったことがそのまま具現化する世界です。あの世的感覚を持てるか、この世的感覚に染まってしまうかの勝負なのです。
少なくとも、この世に生まれてくる魂は、皆幸せになろうと思って生まれて来るのです。「かくあるべし」という理想を持って生まれて来るのです。忘れ去ってしまった感覚を呼び起こし、みんな人生を成功させていきましょう！それが隆光の願いです。
人生航路 [隆光的スピリチュアルな人生観]
初級２では、主に夢や希望を実現しようというテーマでやってみました。少し難しい内容だったかもしれませんが、最近よく耳にする引き寄せの法則を具体的に実践するとこんな感じ、といった内容でした。
幸せな未来を引き寄せるためには、やはり人生航路ともいうべきものが必要になります。
自分自身を一体どんな方向に進ませたいのか、その先にある目的地は一体どんなところなのか？
そうした問いかけを自分自身にしてみたとき、確たるビジョンをいかに持っているのか。これが大事なことだと思います。
航路なき船がさまようように、肉体という船を魂がしっかりとした航路を持って運転していかなければいけません。
人生航路に迷ったとき、何を指針に航路を定めていくのか。どんな思いで日々の人生航路を渡っていくのか。みなさんもそうしたことを感じたことがあると思います。
このブログもそうですし、普段のスピリチュアルカウンセリングで、足らない部分をスピリチュアルセミナーでは、レクチャーしていきたいと思います。
人生は何をつかみ、何を捨てるのか？この選択の連続です。その選択をより良くより早くしていくことによって、霊性認識力をアップさせていけます。すべてを自己責任ととらえて、なるだけ賢明な選択をして、間違ったなら潔く反省して、修正をかけていくことです。
今後もまたみなさんと人生航路を共にできる機会がありますことを祈念しています。
人生の岐路 [隆光的スピリチュアルな人生観]
他人様の未来視をするときは、必ず二つ以上の複数の未来が見えてきます。
人間の人生は意外とシンプルに組まれていて、あまり複雑な選択はありません。右に行くか左に行くかぐらいの選択の中、自由と自己責任のもとに自らの考えで一瞬一瞬選択をして生きているのです。
生まれ落ちた環境は変えようがありません。そうした変えようもない宿命の上に、ある程度自由な部分として運命が乗っかっているような感じです。
この運命の部分は、人により多かったり、少なかったりします。この世での使命がかなり決まっている人は運命部分よりも宿命部分の方が多くなっています。
しかし、多くの人の場合、ある程度運命は変えられると思って大丈夫です。その際、大事なことは、人生の岐路、ターニングポイントにおいて、正しい選択をすることです。
一度間違った選択をしてしまいますと、重要なターニングポイントの場合、その後の人生を取り戻すのに五年十年とかかってしまいます。
それはなぜかといいますと、間違った選択をしても、またその後の選択を正しくしていけば、また元に戻ってこれるからです。しかし、勘違いしないで下さい。元の状態に戻れるのではなく、元の運気の状態に戻れるということなのです。
ターニングポイントをより善き方向に渡っていくためには、一段高い認識力が必要になります。この認識力アップに人生の成功の秘訣があるのです。
私が運命は変えることができると常日頃言っているのは、この事を悟ったからです。人生修行とは、この認識力をアップしていくことともいえると思います。そのために、この世に生まれてきて、様々な学びを私たち魂はしているのです。
これからの人生の岐路においては、今までの魂の悪しき習性に翻弄されることなく、高い見地から観たより良いチョイスをしていき、少しずつでも幸せな方向に人生を進めてまいりましょう！
魂におけるエリート [隆光的スピリチュアルな人生観]
ご参加いただいた方、お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。多くの学びを得ていただけていたら幸いです。
さて、今週の日曜日の東京虎ノ門におけるスピリチュアルセミナーですが、１名空きがでましたので、よろしければホームページからご予約下さい。お待ちしております。http://ryuukou777.com
今回のブログは、普段の鑑定の中で誤解されがちな言葉「魂のレベル」についてのご質問がありましたので、答えてみたいと思います。
○質問
先日はお忙しいところカウンセリングをしていただき、楽しい時間をありがとうございました。
しかしながら、先生がお話になった中でわからない言葉があったので、質問します。
先生はカウンセリング中に「レベルが高い」という言葉を使われましたが、具体的に「レベルが高い」人はどのような人なのでしょうか。
さしでがましいですが「やさしい」とか、自分なりの解釈はありますが、先生の説明をきかせてもらえれば幸いです。
○お答え
このご質問のようにともすれば、誤解されがちな言葉がレベルという言葉です。
確かに人には上下は無く魂は皆平等といえます。一斉にヨーイドンと走り出した魂が、幾度もの転生輪廻の中で様々な学びをしながら、あるいは転落しながら己を磨いてきたことも事実です。
そうした中で当然ながら先を走っている魂、遅れながらも頑張っている魂、今はサボっている魂、今は病に伏している魂といろいろな状態があります。魂の進歩は結果平等ではなく、可能性の平等なのです。
平等に可能性を与えられている点では皆同じなのです。しかしながら、結果においては公平な結果が出てくるのは、原因結果の法則で仕方がないことでもあり、常に良き種蒔き続けられれば良い結果が出てきますし、悪しき種を蒔き続ければ悪しき結果も出てきます。魂にはそうした思いの自由が与えられています。
そうした中で、敢えてこの世において厳しい試練を自らに課す人生計画を持ってくる人は、あの世で応援している霊人たちから見れば、魂のエリートといえます。困難な人生を選びながら見事にその人なりの優曇華(うどんげ）の花を咲かそうとしている姿は、あの世の視点から見れば優等生です。
私のいう魂のレベルとは、この世の視点だけではなく、あの世の視点からも今の人生を見つめて努力精進している人といえます。
自らの魂を向上させるためには何が必要か、何を選び何を排するか。その結果自分は死んであの世に帰ったときにどういう世界に戻っていくのか、自分だけではなくこの世に縁のあった方々に役立ち、愛を与え、幸せへと導いたか、そこまで考えている人が魂のレベルの高い人と私は考えています。
さすれば、自然と自ずと、人に優しくなり、寛容になり、限りない向上心をそこに宿すことができてきます。その違いは「志」の高さともいえましょう。
私はできるだけ多くの方に霊的な世界の真実に気づいていただき、この世においてだけのエリートではなく、魂の心のエリートになっていただきたいと思っています。
５次元的な世界 [隆光的スピリチュアルな人生観]
今日も夜遅くの帰宅となりました。前から電車に乗っていてちょっと許せないことがあります。優先席に若い身なりのいいビジネスマンが足を組み、プレステポータブルをカシカシと打ち、となりに子連れがいて、一席に抱っこ状態なのに、まったく意に介さずにゲームに集中している、といったことが今日もありました。
注意できない自分も情けないのですが、組んでいる足に蹴りを入れたくなる思いを抑えながら悶々としてしまいました。思えば、大きく新聞広げていたり、音楽がうるさすぎて音漏れしていたり、混んできても席を詰めなかったりと、ここはなんていう世界なんだと嘆きたくなります。
ただ、そんな時にこそ沈思して、そんな人たちではあるけれども、みんなに等しく仏性ありなんだと心を入れ替えます。怒る心から慈悲の心に入れ替えます。誰にも等しく霊性が備わっています。これは事実です。
であるならば、今は地獄的な心で生きてはいても、何かの時にきっと気づくチャンスがあるはずです。この世はチャンスにおいては平等であるのです。何のチャンスか。少なくとも５次元的な心でもって生きていくチャンスにおいては平等なのです。
では、５次元的な心とはどんな心か。反省のできる心です。善く生きようとする心です。愛を与えていこうと思う心です。そう思って生きていくことは、地球上誰にもできることなのです。
隆光的な将来の夢は？と聞かれれば、「地球上のみんなが、５次元的な心で生きていけるようになること」ときっぱりと答えます。
要は悪いことをしたならば、反省できる自分になることともいえます。なぜなら、あの世の５次元世界には少なくとも心の調和できる人しか住めません。心が調和できるということは、乱れた心をすぐさま反省して元に戻せるということです。
だから、そこには争いが起こりません。よくいう天国とはこの世界のことをいいます。だから、私は真面目にこの世を５次元、天国にしたいのです。私は安易なアセンション論者ではありません。しかし、みんなの心が５次元波動になったら、この世は波長の法則から５次元世界になっていきます。
なんかの拍子でこの世が５次元に上昇することはないでしょう。それは縁起の法則、原因結果の法則からわかることです。要はひとりひとりの心に訴えかけていくしかないのです。そして、ひとりひとりが霊的な人生観に気づき、心の修行を努力精進していくしかないのです。
電車にも会社にも学校にも様々なところに理不尽な事や、地獄的な心の人はいるでしょう。でも、誰しも神の子仏の子です。すべての魂に神性仏性ありです。そんな暖かでゆとりある気持ちで物事を捉えていきましょう。諭すべきは諭していきながら、きっといつかはみんなの心が天使のような天国的な心になっていくことを切に願っています。
感謝のこころ [隆光的スピリチュアルな人生観]
人が生まれ変わってくる時というのは、実は生まれる前から多くの学びや準備をあの世の世界で行ってきます。何年何十年かの準備期間をとって、用意周到に生まれてくるものなのです。
なかには、何となく生まれ変わってきてしまう方もいるにはいますが、多くの方々は、あの世において今度生まれる時代はどういう時代か、どんな国か、どんな縁を通じてどんな家系や家族に生まれるか、といった感じで環境設定をしてくるのです。
環境設定が宿命の部分であるならば、どんな仕事について、どんな結婚をして、どんな縁ある魂を招き入れるか、といった部分は運命の部分になります。この運命の部分は生まれてからの思いと行いにおける自助努力の結果でだいぶ左右される部分でもあります。
このように人生計画は自らが思い描いて持ってくるものだということなのです。その時にあの世の世界においても、この世の役所みたいなところがあったりして、様々な霊人たちの世話になっています。
この度生まれるにあたっては、「私が守護霊を勤めるよ」といった感じで、生まれる人の守護霊役を決めたり、「あなたが思いどうりの仕事ができるように」と指導霊役をかってでてくれる霊もいたりします。
あるいは前世におけるカルマの刈り取りとして、今回は体に障害を持つことになるからと、あらかじめ母親役の魂の方にお世話をかける旨をお願いする方もいたり、逆に親のカルマとしていうことを聞かない子役を演じてくれる魂もいたりするわけです。
実は人生の計画というのは人間ごころでは計り知れない程の周到さがあるのです。結婚の赤い運命の糸も一本ではなく、多数あるのには理由がありますし、結婚できなかったり、子供ができなかったりすることも実は天の計らい事がそこにはあったりします。
結局は人生すべてに学びありと思うことです。そして、自分ひとりの人生のためにどれだけ多くの天使や霊人の労力やご苦労があるかということを察することです。そうしたら、自然と感謝の意味がわかってきます。何故感謝が必要か。霊的世界を理解することは自然と感謝の思いが沸き立ってくることに直結するのです。
★*ﾟ*☆*ﾟ*★*ﾟ*☆*ﾟ*★鑑定スケジュール★*ﾟ*☆*ﾟ*★*ﾟ*☆*ﾟ*★
*月曜日・金曜日・・・高円寺パル商店街内(11:00～21:00)
*火・木曜日・・・有楽町交通会館２F(11:00～21:00)
*水曜日・・・飯田橋ラムラ１Ｆ(11:00～21:00)
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女性の様々な生き方 [隆光的スピリチュアルな人生観]
このエリザベスという方、実は結構霊格高くって女神界にいるみたいです。それはそうですね、まさしくイギリスのゴールデンエイジ（黄金時代）をつくった方ですからね。
やはりそれなりの人がその国をリードしますとその国は強く豊かになります。（今の日本は困ったことにちょっと貧乏神くさいですね・・・）しかし、エリザベスは処女女王で子供がいませんでしたが、過去世ではギリシャの女神だったようなのですが、その時は多産で子供の守護神ともいわれた方だったようです。
女神は女神でも、違う意味での女神をその時代その時代で演じているんですね。まさに魂修行というのは、そうやって様々なシチュエーションの中で自分を磨いていったほうが、よりダイナミックな進化ができるのかもしれません。
ただ、個人的に様々な女性の方を日々見ていますと、なかなかそこまで度胸のある女性霊はそうはいなくて、慣性の法則で同じようなシチュエーションの中で緩やかな進歩を目指している場合が多いですね。
まあ、それも人生これも人生という感じで、その魂の個性によっていろんな人生があっていいと思うんです。大昔は女性として生まれるということは、男性に比べて学びという点ではかなりのハンディがあったと思います。
しかし、ここ最近は事情が違ってきているものですから、ここぞとばかりにあの世の女性霊たちは霊格を伸ばすチャンスと思い、生まれたがっているみたいに感じます。そういう意味では今の時代に生まれて来ている女性達は様々な生き方ができる時代ですから、是非がんばっていただきたいなと思います。
ただ、そんな時代だからこそ思い悩むことも様々に増えていることも事実です。過去世に経験のないようなことを当たり前のようにやらされているので、魂的にはきついものと思います。
しかし、今世有意義に生きたらきっと素晴らしいご褒美が天上界に戻ったら用意されていると思ってがんばってください。これからの時代は様々な女性の生き方が出てくると思います。そんなこれからの時代の礎を、今の人たちががんばってこしらえているんだと自覚してご精進ください。ではまた。
人生の帳尻 [隆光的スピリチュアルな人生観]
先日一家の旦那さんが家族を巻き沿いにした無理心中事件がありました。周りの人たちは人のいい旦那さんだと言っていました。確かにこうした場合、まさかあの人が・・・ということがよくあります。
見ていて思ったことは、過去世も同じようなシチュエーションの中で苦難に破れていたのだろうなということです。因果応報といいますように、思ったこと行ったことというのは、巡りめぐって必ず返ってくるものです。
作用反作用、原因結果の法則といわれるように、物事の帳尻は長い時間の中で１００％つじつまが合うようになっているのです。ですから、まさかあの人が・・・というような一見善人な人でも抱えているカルマは必ず訪れます。その時どう対処するかが実は試されているのです。
過去世の１０００年２０００年というような生まれ変わりのスパンの中で見れば、今世理不尽な事と思えることも実は帳尻合わせで巡って来たことであることもあったりします。そうした長い年月の中では人生はつじつまが合うようにできているものなのです。
大事なことは、巡って来た苦難や災難に対してどう受け止めどう対処するかなのです。「なんで自分ばかり」とか「世の中不公平だ」と思っていないで、何かあっても「きっと、自分がいつか撒いた種なんだ」と冷静に受け止め、最善の抜け道を探すことなのです。見栄やプライドを捨て去れば、意外と簡単に道は拓けるものであります。
この世とあの世を通じて考えればこの世界は平等と公平な世界だと信じることです。そして、素直に謙虚に努力し続けることなのです。人生の帳尻は必ず合ってきます。ですから、普段からネガティブな思いやマイナスの想念を発さないことです。どんなことがあっても前向きに考えることです。
今日のお客様にも親子関係で理不尽な思いをされている方がいらっしゃいました。結構前にもありました。意外と親子関係の中で過去世の因縁をつくることが多いものです。それだけ近いソウルメイトだからこそ様々な関係が展開し易いといえるでしょう。
しかし、身内の縁というのは基本的には親和性がある魂同士なのです。子供というのは両親の魂の傾向性に引き寄せられて生まれてくるものだからです。肝心な心構えとして許し合う気持ちを持つことだと思います。何度も同じ事を繰り返さないためにも許し合うことで因果の楔から逃れることができるのです。
是非、人生には償いの法則みたいなものがあって、間違ったことをすればそれなりの反作用が来るということを憶えておいてください。たとえ、この世で暴かれない罪もあの世では丸見えになってしまうということなのです。ですから、心清く正しく生きている人の勝ちだということを信じて生きましょう。
生まれ変わりに対する思い [隆光的スピリチュアルな人生観]
前回のブログでは『魂の癖』についてお話させていただきましたが、あまりカルマやそういった魂の癖（傾向性）についての話をすると、この世に生まれて来るというのはそのカルマや魂の癖の修正の為だけに意味を持っているように誤解されやすいのですが、そうではありません。
確かにカルマや傾向性の修正というのは、今世の個人の課題として大きな意味を持っており、そこをクリアーするというのは、今世のみならず来世の人生にも継続して光をともす重要なものです。ですがこのことというのはあくまでも『利自』の部分であり、もう一歩進んだ修行というのは、更に『利他』の世界があるわけです。基本的には目指すべきは『利他行』と言えます。
『利自』とは、自分を利するということであり、自分自身が正しい心根を持ち、正しい行いをし、自分自身の魂の向上を図るということであります。『利他』というのは、他人を利するということで、利自によって向上した自分自身でもって、他の方々の幸せの為に考え行動し、他の方々と共に更に魂の向上を目指すことを言います。利自と同時に利他を行う。これを『利自即利他』（りじそくりた）と言います。
私自身もそうですが、私は自分の欠点やカルマ、傾向性というものを重々理解しており、今世の課題の一つとしてそれらを修正することを計画してきています。と同時に、今現在の仕事もそうですが、他の方々の幸せの為に自分が持てる能力を最大限に生かし、努力を惜しまず尽くすという使命も担ってきています。これは皆さんも同じなのです。今現在この世に生まれ出でておりながら、使命の無い人などというのは居ません。それをお伝えするのも私の仕事だと思っています。
この世に生まれ変わってくることが、カルマの解消や傾向性の修正の為だけならば、それらが無くなればもう「生まれ変わって来なくて済む」という考え方になりますが、もっと重要なことは、どれだけ『利他』に生きることが出来るか、即ち使命を果たすことができたかということになります。そしてどれだけその中に自身の幸福感を見出し、魂の向上を図ることができたか、なのです。よって生まれ変わりは永遠のものと言えます。永遠に向上の機会を与えられているということなのです。
生まれ変わってくることをただ苦しいことと感じてしまうのは、『利自』の部分に躍起になってしまい、『利他』を忘れてしまっているからです。自分の欠点にばかり目が行き自信を無くしてしまっていると、この世もただの苦しい世界になってしまうでしょう。ですが、自分には欠点もあるけれども、出来る限り他の人の役に立てる人間となりたい、なることが出来るのだと考えたらどうでしょう。その修行を与えてくれるのはこの世しかありません。あの世では気（波長）の合った仲間としか過ごせませんから、この世ほどの魂の進歩は図れないのです。だから、激しい競争を勝ち抜けて、皆この世に生まれたがってくるのです。
今の日本は、魂の向上を図るには素晴らしすぎる修行の場です。偉大な方々もたくさん生まれて来ています。それをあの世で知っていた私達は、「どうか私も生まれ変わらせてください」と言って輝かしい使命を掲げ、凄まじい競争率の中を潜り抜け、今現在この日本で生きているのです。
この世は素晴らしいところです。そのことを忘れてはなりません。辛いこともあるでしょう、苦しいこともあるでしょう、でもそう感じながらも一生懸命生きることがどれだけ私達の魂の糧となっているか、なかなか気付くことは出来ずにいます。有難いことなのです。カルマの解消も傾向性の修正も、この世だからできるのです。使命を果たし一段とキラキラと輝いてあの世に帰ることができるのも、この世があるからなのです。この世とあの世は一体です。別のものではないのです。
どうぞ、今現在地球上に生まれていることに最大の感謝をしてください。心からの感謝が出来た時、自らの今現在の苦しみも、魂の糧として与えられたものだと感じます。また頑張ろうと思えます。私も皆さんと同じです。共に励んで行きましょう！！
★*ﾟ*☆*ﾟ*★*ﾟ*☆*ﾟ*★鑑定スケジュール★*ﾟ*☆*ﾟ*★*ﾟ*☆*ﾟ*★
*月曜日・金曜日・・・高円寺パル商店街内(11:00～21:00)瞑想レクチャー会場
*火・木曜日・・・有楽町交通会館２F(11:00～21:00)
*水曜日・・・飯田橋ラムラ１Ｆ(11:00～21:00)
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