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六道輪廻 [スピリチュアルトーク集]

随分久々なアップとなってしまいました。少し夏バテぎみかな・・・いや怠け心だな。すみません。

先週は反省行してきて、日曜日はスピリチュアルセミナーを開催しました。なかなか良い感じだったかなと思います。皆さんは来週ぐらいからお盆休み夏休みといったところでしょうか。

というわけで、今日はお盆にちなんで仏教話してみます。

六道輪廻(ろくどうりんね)という言葉、あまり耳にしないとは思いますが、諸説いろいろありますが霊的な世界がわかる立場から簡単に説明しますと、欲や煩悩などに苛まれて同じことを何度生まれ変わっても繰り返すことをいいます。

例えば恋愛なんかでも、時代や国が変わっても、魂としての傾向性が変わらないために、同じような相手と同じような理由でつまずいて、なかなか成長できず過去にこだわりながら生きている人とか、仕事なんかでもついつい競争していく中で、他人に厳しくなりすぎて、愛の心が失せてしまう人とか、家庭などで次から次へと降りかかる苦労に心奪われ、何で自分ばかりが・・・というような卑屈な心になってしまう人とか、誰にもある一定の失敗パターンというものから逃れられないことがよくあります。

日々のセッションの中でも感じることで、なかなか六道から逃れられないで苦しんでいる方が多々います。きつい言い方をしますと六道を輪廻するということは、魂的に進歩していないということになります。

この世は魂の学校みたいなもので、幼稚園から大学、社会人と一歩一歩魂の階梯を昇っていくのが本来望ましいことですが、永い転生の中で一時六道をぐるぐるしてしまうような時があるわけです。

先の例でいえば肉体欲的な恋愛観から逃れられなければ色情界に心は通じます。出世競争の中で阿修羅のごとくなっていけば、心は既に阿修羅界にあります。あるいは、卑屈さが強すぎるとその心は畜生道(畜生界)に通じていくのです。もし、そのままの状態で亡くなったらそのままその世界に還っていくことを意味します。

ですから、ポイントは知性、理性、悟性です。煩悩や肉体からくる欲や苦しみに負けないことです。人間が動物と違うことは、反省できることです。(一部の人間になろうと努力している高等動物は別ですが)人の魂は本来肉体的本能はありません。それがこの世に生まれて来て肉体に宿ることによって、本来霊である自覚が失われ、肉体人間としての自分本位な感覚に陥ってしまうのです。

その感覚から立ち直る作法が反省です。反省によって魂本来の霊性を取り戻すことができるわけです。その霊性を失わずにこの世において魂修行を終えていけば、天上界に還っていけます。少なくとも天国といわれる世界に還っていくことができるのです。

そして、それが人間の魂にとって最大の幸福でもあります。鼻に人参ぶら下げるような発想ではいけませんが、魂としの尊厳として、しっかりとこの世でもって魂磨きをして、本来居た世界より少しでも進歩した世界へと戻っていきたいものです。

肉体的本能に支配された六道輪廻から、霊性を失わずに利他の思いで満ちた知的な輪廻へと脱皮していきたいものです。そのために大事なことは、感情のコントロールです。六大煩悩といわれている貪欲、瞋恚、智慧のない愚かさ、慢心天狗、疑心暗鬼、他人や環境のせいにする間違った見方から離れることです。離欲して足ることを知ることです。

人はいくらでもいつからでも生まれ変わることができます。あの世からではありません。この世の人生の中でです。トワイスボーンといいます。人生の前後を裁断して生まれ変わることができるのです。今までは今まで。これからはこれから。そうした力が誰の魂にもあることを忘れないで生きていきましょう!
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